平成27年度資源評価報告書(ダイジェスト版)

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標準和名 ウマヅラハギ 魚種写真
学名 Thamnaconus modestus
系群名 日本海・東シナ海系群
担当水研 西海区水産研究所

生物学的特性

寿命: 10歳程度
成熟開始年齢: 雌は2歳(56%)、3歳(53%)、4歳以上(90~100%)、雄は不明
産卵期・産卵場: 4~6月、魚釣島周辺海域、日本・中国・韓国の沿岸
索餌期・索餌場: 8月~翌3月、東シナ海・日本海の沖合域、日本・中国・韓国の沿岸
食性: カイアシ類、貝類、エビ・カニ類、魚類、ヨコエビ類、ウニ類、ヒトデ類、ヒドロ虫類、鉢クラゲ類、珪藻類および紅藻類
捕食者: 不明

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漁業の特徴

主に我が国の沿岸域で定置網、底びき網、刺網等によって漁獲される。近年では、日本海においてかご網漁が増加してきている。我が国の他、中国および韓国によっても漁獲されている。

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漁獲の動向

本資源は漁獲統計が整備されていないため、水揚量の集計値を漁獲量とした。我が国の漁獲量は2002年に7,200トンであったが、2008、2009年には2,500トンまで減少した。2010年以降、漁獲量は増加し、2014年は4,500トンであった。東シナ海・日本海における中国と韓国のカワハギ類 (主にウマヅラハギ) の漁獲量は最盛期 (1986年) にはそれぞれ43万トン、33万トンであったが、その後、両国とも減少し、中国では近年20万トン前後、韓国では2014年に2,400トンになった。

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資源評価法

漁獲量および東シナ海陸棚縁辺部において行われた着底トロール調査による現存量推定値から資源状態を判断した。なお、水揚量の多い石川県における漁獲量も参考にした。

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資源状態

我が国におけるウマヅラハギの漁獲量の長期変動は明らかでないが、中国と韓国のカワハギ類の漁獲量の推移より、1990年代以降は低水準と考えられることから、資源水準は低位と判断した。現存量推定値は、1998~2000年は3,000トンを超えて高かったが、2001年以降は62~668トンで推移している。2014年の現存量推定値は前年比213%となる201トンであった。動向は、我が国、石川県、韓国の漁獲量および現存量の過去5年間の推移から、横ばいと判断した。

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管理方策

我が国の漁業が資源全体に与える影響の程度が不明なこと、我が国の漁業の主体である定置網漁業が本種を積極的に漁獲する漁法でないこと等を勘案しつつ、我が国における漁獲量の変動傾向に合わせた漁獲を行うことを管理目標とし、2016年ABCを算定した。
管理基準 Limit/Target F値 漁獲割合
(%)
2016年ABC
(百トン)
1.0・Cave3-yr・1.03 Limit - - 48
Target - - 38

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資源評価のまとめ

管理方策のまとめ

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執筆者:佐々千由紀・酒井 猛

資源評価は毎年更新されます。