資源変動要因分析調査事業(2011~2015)

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関連事業資源変動要因分析調査事業(2011~2015)

調査の目的

本事業は、海洋環境等による水産資源の変動機構の解明のための調査・研究を行い、水産資源の適切な管理に資する資源評価の精度向上を図ることを目的としています。特にTAC(漁獲可能量)対象魚種等について、海洋環境の変動がどのようにこれらの資源に影響を与えるのか調査船調査、飼育実験や海洋モデルを用いた解析等によって資源変動に関する知見の充実を図り、資源変動メカニズムの解明及び中長期的な資源変動を明らかにします。これらの成果をもとに、海洋環境の変化に応じた資源変動を考慮し、精度の高い資源評価に繋げることを目指します。なお、本事業は平成18(2006)〜平成22(2010)年度に実施した資源動向要因分析調査事業の成果を受けて新しい課題に対応するために、平成23(2011)〜平成27(2015)年度に実施されました。

調査内容

主な調査内容・手法は下記の通りです。

  1. TAC対象魚種等主要資源と海洋環境の長期データの整理・蓄積と時系列解析を行う
  2. 対象魚種の資源量変動に関する仮説を設定する
  3. 調査船調査により特定海域における海洋環境と対象魚種の生物特性を把握するとともに、飼育実験を用いて仮説を検証する
  4. 海洋動態モデルを用いて卵仔稚魚の輸送と新規加入のメカニズム解明を行うとともに、加入量予測精度の向上に資する

調査対象と報告書

調査対象魚種・系群は下記のとおりです。あわせて年度ごとの報告書を掲載します。

H24年度(2012)時点の成果

平成24年度(2012年度)時点での成果を分かりやすく図表化したものを以下に掲載します。

調査対象/魚種 系群 資料
スケトウダラ 太平洋系群
サンマ 太平洋北西部系群
マイワシ・マサバ 太平洋系群
マアジ 対馬暖流系群
スケトウダラ 日本海北部系群
ズワイガニ 日本海系群
スルメイカ 秋季発生系群
基盤となる我国周辺海域の海洋環境変動予測